ストーリー
宝路、充瑠、為朝の3人はカナエマストーンの探索中。
マブシーナの呪いは解けたが、改めてカナエマストーンを揃えてクリスタリアの再興したいのだという。
「もう一度 あの輝く王都と国民たちの笑顔を取り戻したい」「その時はお前が女王だ」
「支えてください...お兄様も!」
発掘場所は充瑠の小学生の頃の思い出の場所らしく、そこにはお宝が2つ埋まっている可能性があるのだとか。
ポイントなる地点には神社があり、どうやらこの神社が充瑠の思い出の場所のようだ。
神社では神主が弓道の練習中。充瑠とは昔馴染みのようで、久しぶりの再会を喜ぶのだった。

「ここでいっぱい絵を描かせてもらったんだ!」
「なんだ?これ」
「不死鳥だよ!」「死んでもよみがえる伝説の鳥!」「この神社には不死鳥伝説があるんだ!」
不死鳥伝説というのは、戦国時代に弓の名人といわれた武士が瀕死の重傷を負ったが、
この辺りに来た途端、不思議な不死鳥の夢を見てよみがえり、たった一人で敵の軍勢を退けたというものだそう。
「強敵に打ちのめされても パワフルに復活して大逆転勝利か!」
充瑠はここに来るとなぜだか元気になれるらしく、へこんだ時や困った時によくここへ来ていたそうだ。

「こんな田舎の目立たない神社に何度も来てくれた 熱烈なファン第2号だからな 充瑠くんは」
「第2号?」「俺の前に誰かいたんですか?」
「ああ 誰も信じてはくれないが...宇宙人だった」
驚く一同。宇宙人とは一体!?
と、そこへ弓の的中音が一同の耳に入ってきたではないか。
覗いてみると、巫女の姿をした女性が弓を射っていた。

神主に尋ねても、どうもこの神社の者ではないらしい。
謎の巫女を不思議がる一同だったが、どうも巫女を見つめる為朝の様子がおかしい。

「ボクは大いなる力を感じてここに来たんだ」
「大いなる力を...?」「それ 俺たちと同じだよ!」「めちゃくちゃキラキラしてるね 君」「なんか夢中になってるものがあるの?」
「う~ん...人間かな」「ボク 人間が大好きで たくさんの人からパワーをもらいたいんだ」
なにやら不思議なことを話す巫女。
そんな不思議ちゃんにウキウキの様子で語りかける為朝。どうやら巫女を気に入ってしまったようだ。
そこへヨドン軍出現の報せが!
お宝探しを中断して現場へ向かう充瑠たち。と、その一瞬に巫女の姿は消えていたのだった。
街ではバクダン邪面が人々を使って人間ボウリングをしていた。


しかし、ストライクが出ないと爆発しないという訳の分からない美学が災いして作戦失敗。撤退するのだった。
それを見ていたガルザも呆れたようすで立ち去るのだった。
一先ず解決するや否や、巫女さんに会いたい為朝はウキウキでお宝探しに向かう。
為朝、充瑠、宝路が現場へ向かうと、どこからともなく巫女が現れる。
どうも宝路のチェンジャーが気になる様子。
再会を喜ぶ為朝を尻目に、お宝の位置を特定した宝路は発掘作業に入る。
するとそこから出てきたのは、お目当てのカナエマストーン。

大喜びの充瑠たち。3つ目のカナエマストーンを手に入れたのだった。
もう一つのお宝を探す一同。
「君たち さっきなんで笑ってたんだ?」
「うれしかったからさ」「ずっと探してたものが見つかったんだ」
「うれしい?」「人間は願いがかなったら笑うんだ」
「変わってるな 君は」「でも嫌いじゃない!」
「うれしいって こうなればいいなと思ったことが実現して満足な気持ちだよ」
「なるほど そういう時に笑うのか」「覚えとく」
なんとも不思議な会話の中、博多南から通信が。
さっき発見したカナエマストーンはカナエマストーン・エネルギアというもので、
あらゆるものにパワーを与える力の石のようで、この地に伝わる復活の伝説もエネルギアによるものかもしれないとのこと。
2つ目のお宝の位置を特定した充瑠たちは、さっそく発掘を開始。
しかし、そこから出てきたのはモンストーン。
応戦するが、今回のモンストーンはとてつもないパワーだった。
苦戦するなか、なんとエネルギアがモンストーンの体内に取り込まれてしまう。

エネルギアの力を得たモンストーンは巨大化。
ギガントドリラーで応戦する宝路。
それを見ていた巫女は、
「この場所で決まり」
そう言うと、土を集めて何かを作り始めたではないか。
その手から生まれたのは、なんとヨドンチェンジャーだった。

「ウソだろ...!君なんなんだ!?」
「クランチュラ 聞こえるか?」
突如、クランチュラに通信をする巫女。
「お前!?どこにいる!」
「地球だよ」「お前の雑な作戦をグレードアップするためにね」
「待てって!君は一体!?」
驚いた為朝が問い詰めるが、その為朝を蹴り飛ばす巫女。
「ボクに気安く近づくな」
冷徹な言葉を吐き捨てる巫女は、クランチュラにバクダン邪面の場所を教えるよう命令。
「偉そうな口を利くな!」「ポッと出の新入りのくせに!」
「ボクが誰だが わかってるよね?」「ボクの命令はヨドン皇帝の命令だ ボケ―ッ!」
そう言って、クランチュラに電撃を浴びせるのだった。
「こいつ...何者なんだ?」
バクダン邪面の場所を聞き出した巫女は、現場へテレポート。
同じくして、充瑠たちにもバクダン邪面出現の報せが。
現場では時雨、瀬奈、小夜がバクダン邪面と交戦中。
そこへ現れる謎の巫女。巫女の命令に膝をつくバクダン邪面。
そこへ充瑠と為朝が駆けつける。
「気をつけて!そいつ何かある!」
「かわいい顔して蹴飛ばしやがって」「お前何者だ!」
それを聞いた巫女は答えとばかりに、ヨドンチェンジャーに手をかけると変身を始める。

「ボクはヨドンナ」「ヨドン皇帝直属の秘書官だよ」
「ヨドン皇帝?」
「ヨドンヘイムの支配者 絶対的存在」「ついにその方が動き出そうとしてるんだよ!」
驚きの巫女の正体!と、知らされる恐ろしい情報。
その様子をみつめるガルザ。
「何かあるとは思ったが あんな小娘がヨドン様に近い存在だったとは...」
「今までの戦いは ほんのお遊び」「真の恐怖におののくのはここからだよ 人間ども」
「てめえ...」「人間が好きとかほざきやがって...」「あれはなんだったんだ!!」
「好きだよ」「恐怖に打ちのめされて ボクらに闇エナジーを与えてくれるんだもん」「人間ども だ~い好き」
嘲るような言葉に怒り心頭の為朝。
「人間どもを恐怖のどん底に落としてあげる」「その前にお前らは全滅だけどね」「しもべどもをパワーアップさせるから 見てな」
そう言うと、鞭をべチャットに振るうヨドンナ。


襲いかかるべチャット。
いつものように攻撃を加えるキラメイジャーだったが、倒したはずのべチャットがすぐさま復活。
「確実にやっつけてんのに効いてねえ!」
「名付けるなら ゾンビべチャットか!」
「こいつらいつもと違ってマジで強い!」
大苦戦のキラメイジャー。その一方で、宝路もまたパワーアップしたモンストーンに苦戦を強いられていた。
「倒しても倒してもキリがない!」「どうすればいいんだ!」
大ピンチのキラメイジャー。
「お前...なんであの神社にいたんだ!」
「あの辺がエナジーのたまり場っぽい気がしたから 確かめにね」
「トンネルを作るんだ」「人間どもの闇エナジーで作らせた特殊爆弾をあそこで爆発させれば ヨドンヘイムと地球を結ぶ 巨大なワープトンネルが開通するのさ」

「それさえできれば 邪面獣を大軍勢でまとめて送り込めるだろ?」
「そんなことになったら地球は...」
「これが...ヨドン皇帝が動き出したってこと!?」

ヨドンナが企む恐ろしき計画!キラメイジャーは阻止することができるのか!?次回へ続く。
今週のヒロイン 速見瀬奈(新條由芽)



今週のヒロイン 大治小夜(工藤美桜)



新キャラクター
ヨドンナ(桃月なしこ)
ヨドン皇帝直属の忠実なる秘書官。人間の闇エナジーで作った特別爆弾を爆発させて、
ヨドンヘイムと地球を結ぶトンネルを作ろうとしている。(公式サイトより)
























































感想
魔進戦隊キラメイジャー第25話です。
新たな幹部登場の今回。
可愛い巫女さんの登場と思ったら、なんと敵でした。為朝が可哀想。
その名もヨドンナ。立場はクランチュラたちよりも上のようです。
ボクっ娘で巫女の衣装って属性強すぎw
可愛い顔してやることは極悪そのもの。
宝路のチェンジャを見て、ヨドンチェンジャーを作り出すあたり、能力も高そうですね。
ヨドンチェンジすることで、本来の姿になるのか。それとも新たな変身能力を手に入れたのか。どっちだろ?
それにしても顔出しの女性幹部っていつぶり?ゴーバスターズのエスケイプぶりかな。
何にせよワクワクが止まらない。顔出し女性幹部ってだけでも嬉しいのに、話がますます面白くなってきて堪りません!
不死鳥伝説がどうかかわるのか、充瑠の前に神社に来ていた人物とは?期待に胸を膨らませて待ちましょう。

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