ストーリー
マブシーナと水族館にやって来た充瑠、瀬奈。
「マブシーナ連れてきてあげてよかったね」
「うん こんな元気なのにホントに呪いかかってるのかな?」
「確証はないんだけど...なのにそれを解こうとして カナエマストーンをあと3つ集めようとしてる宝路さんはすごいよ」
「えっ?お兄様がどうしました?」
「宝路さんがすごいって話」
「そうですね 私 お兄様にはいつもヒーローでいてほしいんです」
そう言って笑うマブシーナ。
その頃、時雨はキラメンタルの鍛錬中。

そこへ宝路が現れ、
「何してんだ?」
「昨日 この付近でヨドン反応があったんだが 駆けつけた時には敵の影はなし」「念のため警戒中にふと思いついてな」
「キラメンタルでどこまでソードを伸ばせるか試していたのか」「相変わらずの鍛錬好きだな」
「宝路さんこそなんなんだ?」
お宝の手帳を見せる宝路。
「ここに第二のカナエマストーンが?」
「間違いない」「手帳に記されたポイントはこの近くだ」
その地点に行くとそこには大きな穴が開いていた。

「まさか...誰かが先に見つけて持っていったのか?」
「そんな...カナエマストーンがそろわないと マブシーナに呪いが発動した時どうすれば...!」
なんと既に誰かに持ち去られていたカナエマストーン。一体誰が?
とそんななか、近くにいたカップルの男性が突然空高く消え去る事件が発生。
悲鳴を聞き駆けつける時雨と宝路だったが、二人の前で女性もまた空高く消え去ってしまう。
邪面師の仕業と睨んだ二人が後を追うと、空に開いた異次元の穴のような空間に吸い込まれていく被害者。

そこへわずかなヨドン反応を察知した為朝と小夜も合流。
「変なの 現れては消えて...」
そういう間にも次々と吸い込まれていく人々。
と、その時小夜の肩に釣り針のようなものがヒット。引きづり込まれそうになる小夜。
慌てて救出すると、その釣り糸を掴んで引き返す宝路。
異次元空間の先から現れたのは、ツリザオ邪面。

応戦するキラメイジャーだったが、なぜかツリザオ邪面の体は濡れており、思うように戦うことができない。
ツリザオ邪面の背中には開店チラシまで貼りついてる始末。

そんなドタバタのなか、ツリザオ邪面からお宝の反応をキャッチ。なんとツリザオ邪面が取り出したのは、カナエマストーンだった。

なぜカナエマストーンを持っているのか?問いただす間もなく、異次元空間に逃げ込むツリザオ邪面。
「やつは...そして釣り上げられた人たちは一体どこへ消えたんだ?」
そこへ充瑠から着信が!
「大変だよ!マブシーナが...!」
「マブシーナがどうした!?」
苦しむマブシーナ。その時マブシーナの目に紋章が。

「今 マブシーナの右の目にヨドンの紋章が!」
「なんだと!?呪いがついに...」
カラット本部。
とりあえず落ち着いたマブシーナ。
「でも なぜ私の目にヨドンの紋章が...?」
言葉に詰まる一同。そんな中ファイヤが話し始める。
「姫 それは...ヨドンヘイムの淀みの海にすむ魔女 ヌマージョの呪いです」
ある時、ヌマージョがヨドンヘイムの地から、クリスタリア全土に呪いの波動を送っているという情報を入手。

オラディン王とマバユイネ王妃、宝路とファイヤ、そしてアクアキラメイストーンは討伐するべく現地へ向かった。

どんな呪いも解くことができるアクアキラメイストーンがいる限り、何も問題はないはずだった。
オラディン王はあっという間にヌマージョを追い込んだのだが、ヌマージョの妹、ミンジョが介入。

その隙をついて、ヌマージョの毒液がアクアキラメイストーンにかかってしまう。

呪いを解くすべを失ったオラディン王は、ヌマージョの呪いを受けてしまう。
どうにかヌマージョを倒すことができたものの、ヌマージョは命と引き換えにオラディン王の一番愛する女に発動する呪いをかけたのだ。
オラディン王が一番愛する女性、マバユイネ王妃の右目に浮かび上がる紋章。
その七日後、マバユイネ王妃は砂になって崩れ去ったのだった。

まだ幼かったマブシーナには、王妃は突然の病で亡くなったと伝えられていたのだった。
「その呪いが次は私に?」「では 私も...」
「そんなことさせるか」「カナエマストーンをあと3つ集めて 絶対に呪いを晴らす!」
「だが 1つは邪面師に奪われた...」
「残る2つも一体どこにあるのか...」「あと7日間でなんて...」
沈み込む一同。
「見つけてやるさ 俺の全てをかけてな!」
「気になるのは あのツリザオ邪面の行方だ」「やつはカナエマストーンの力も利用してるはずだ」
博多南の調べによると、ツリザオ邪面の持つカナエマストーンはカナエマストーン・リバーシア。時の流れに逆らう力を持つ石とのこと。
「時の流れに逆らう...」
「マブシーナ お前は何も心配しなくていい 俺に任せろ」
「お兄様 それよりも...!」
何か言いかけるマブシーナだったが、宝路は残りの2つを探しに行ってしまう。
「マブシーナ 宝路さんにはいつもヒーローでいてほしいって言ってた」
「ヒーローか...」「俺は妹を必ず助ける」「母上のように砂にするわけにはいかない!」
―翌日
ツリザオ邪面を探す一同だったが、その行方は知れず。
「今日は一日雨か...」
その時何かを気づく時雨。
「時の流れに逆らう...」「本日開店...」「ひょっとして...!」
今日開店した店舗前で、カナエマストーンを使い人間フィッシングをするツリザオ邪面。

異次元空間の先には、昨日のキラメイジャーとの戦闘が。
悠々と目的を果たせると高をくくるツリザオ邪面だったが、そこへ現れたのはキラメイジャー。
「振りきったと思ったら また出た!」「お前らなぜここがわかった?」
「昨日 波紋の向こうから引っ張り出された邪面師には この本日開店のチラシが張り付いていた」「昨日の時点ではまだ開店していない あの店のチラシだ」
「お前が拾ったカナエマストーン・リバーシアは時の流れに逆らう力 つまり過去に戻る力を持っている」「お前はその力を使って 釣り糸だけを過去へ飛ばしたんだ」
「お前が濡れていたこと 今日雨が降っていたことで思い至ったよ」
作戦がバレたことで実力行使に出るツリザオ邪面。
応戦するキラメイジャー。
その戦いの中、時雨は鍛錬していたソードを伸ばす技を駆使し、ツリザオ邪面からカナエマストーンを奪い返す。

カナエマストーン・リバーシアの能力を使い、釣られた人々は昨日に帰されるのだった。
目的を果たしたキラメイジャーは、一気呵成にツリザオ邪面を撃破する。
宝路にカナエマストーンを渡すと、マブシーナを励ましに戻るのだった。
だがそこへ現れる邪面獣モーターボートバスラ。
キラメイジンで立ち向かうが、地面を水上のように進むモーターボートバスラに大苦戦。


マブシーナの元へカナエマストーンを届ける宝路。
「2つ目を手に入れたぞ あともう2つだ」「絶対に手に入れてお前を助けてやるからな!」
「お兄様のバカ!」
「えっ...?」
「街が大変なことになっているのですよ」「あの時もガルザに何かを吹き込まれて カナエマストーンを探しに行っていらしたんですよね」
「優しいお兄様 私を助けたい一心で...」
「マブシーナ 俺は...」
「ですが...!私のヒーローではなく 皆様のヒーローでいてください!」
「マブシーナ...」
マブシーナの懇願に困惑の宝路。どうする宝路、どうなるキラメイジャー。
今週のヒロイン 速見瀬奈(新條由芽)








今週のヒロイン 大治小夜(工藤美桜)






感想
魔進戦隊キラメイジャー第21話です。
恐れていたことが現実に。マブシーナに呪いが発動してしまいました。
この呪いが経緯も明かされましたが、これはオラディン王は相当苦しんだでしょうね。
ヌマージョ、実に魔女らしい嫌な呪いです。
以前、ファイヤが王妃の話が出たとき何かありそうだとは思いましたが、こういう事だったんですね。
当事者として王妃を守れなかった責任と無力を感じていたのでしょう。
そして、新たに登場したアクアキラメイストーン。あらゆる呪いを解くという打ってつけの石。
毒液を浴びたその後はどうなったのでしょうか。予告をみると登場するみたいですが。
過去へ飛ぶというワクワクの次回、楽しみです。

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テーマ:魔進戦隊キラメイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ