ストーリー
みんなは時雨の恋愛ドラマを鑑賞中。
続きが気になる博多南は撮影に集中してもらうため、ヨドン軍が出たら時雨抜きで戦ってもうと言い出す始末。
「マブシーナは時雨のドラマ見ないのか?」
話しかける宝路だったが、マブシーナに拒絶されてしまう。
「君たち兄妹の間で何があったかは知らないが マブシーナはまだ怒っているようだな」
「はあ...俺とはろくに口を利いてくれん」「よし それなら...」
何やら念じはじめる宝路。

「何をしている?」
「心に直接話しかけてる」「石たちがキラメンタルを察知できるように マブシーナと俺も昔はテレパシーでやり取りができたんだ」
「俺の体の中にはキラメイストーンが入っているからな」「口では言えないことも心でなら言えるんじゃないか?」
再び念じる宝路だったが、
「私 用事があるので出かけてまいります」
マブシーナはどこかに行ってしまうのだった。
「そのテレパシー通じてないみたいだな」
街に出てきたマブシーナはそこで不自然なダルマを発見する。
するとその周囲で微動だにしない人々がいるではないか。

どうしたのかと尋ねるマブシーナに、触らないでと答える人たち。
「おやおや?お前はクリスタリアの姫だな」
「あれは...ヨドンヘイムの幹部!」
そこにいたのはなんとクランチュラ。
「ちょうどいい 私と一緒に遊ぼうか」
ヨドン軍の反応を察知したキラメイジャーは時雨抜きで現場へ。
そこでマブシーナを発見するが、マブシーナは立ったまま動かず様子がおかしい。
「ダルマさんが...ヨドンだ!」
クランチュラがやっているのは、なんとダルマさんが転んだ。
すると、動いてしまった人がダルマに変えられてしまったではないか。
「あいつヨドン軍?」
「お初だな キラメイジャー」「飛んで火にいる夏の虫とはこのことか」
「今のはお前の仕業か!ダルマさんが転んだ邪面!」
「誰が邪面師だーっ!」「私はヨドンヘイムの大幹部 邪面使いのクランチュラ様だ」
変身しようとするキラメイジャーだったが、
「待てい!戦うならゲームで勝負だ!」「私のモットーは地球文明によって地球を侵略するだからな」
「ゲームって今のダルマさんが転んだのこと?」
「おお 知っているか!ならば説明無用だな」
「入ったら最後 二度と出られないバリアーが仕掛けられているんです!」
ゲーム参加者は知らぬ間に特殊な空間に閉じ込められていたのだ。
「鬼役の私にタッチするまで逃がさないぞ」

ゲームが始まるもたちまちダルマに変えれれてしまう瀬奈、小夜、充瑠に為朝。
ドラマの撮影中の時雨。そこへお宝を探す宝路が乱入。
撮影が終わっても発掘作業を続ける宝路。
そんな中、共演者の女性にリップクリームを渡す、女心の分かる時雨。
「女子の唇に敏感とは気持ち悪いやつだな」
「配慮があると言ってくれ 失敬な」「それより宝は?」
「いくら掘っても見つからん」「ここに間違いないはずだが...」「おかしいなあ...」
「もしかして...その石の台座が探しているストーンなんじゃないか?」
銅像の台座に目をつける時雨。
さっそく掘ろうとすると、なんとそこからモンストーンが飛び出したではないか。
応戦する2人だったが、モンストーンの素早い動きに苦戦。
「よし!相手しておいてくれ後輩!」
時雨を残しどこかに行ってしまう宝路。
すると、地面の真下から宝路が突き抜けてモンストーンにアタック。
意表を突いた攻撃でモンストーンを撃破するのだった。
「宝路さん マブシーナとの話聞かせてくれないか?」「地球とクリスタリア 生まれた世界の違う兄妹がどうやって心を通わせていたのか興味がある」
「違いなんて関係ない」「マブシーナとは自然と仲良くやってたよ」「幼い頃は 俺を見るなりすっ飛んで来たもんだ」
「毎朝マブシーナの髪を結ってやるのが日課でな」「だが あの時からすっかり嫌われてしまった」
「距離を埋めたいのなら 相手の気持ちに寄り添ってみるといい」「そうだな 例えば...」
「ああ...いや君のアドバイスはいらん」「細かいことを気にしすぎる軟弱男にはなりたくないからな!」
時雨のアドバイスを突き放す宝路。
そこへ仲間を助けにいくようにとの報せが!
現場へ駆けつける時雨と宝路。
そこではマブシーナとクランチュラが勝負の真っ最中。
「お前ら!勝負を邪魔するなー!」
すると、ゲーム空間が黒い幕に覆われ誰も入れなくなってしまう。

「さあ姫 お前と私の根比べだ!」
どうにか中に侵入を試みる2人。どうやら地下からは入ることが出来るようだ。
ドリジャンで地下から掘り進める作戦を思いつくのだが、
「いやダメだ!近くにいるマブシーナも巻き込まれてしまう」「マブシーナに作戦を伝える手段があれば...」
「はあ...テレパシーさえ通じればな!」
「そういえばあの時なんて送ったんだ?」
「昔話で心の花を咲かせようと試みたが ダメだった」
その言葉に何かに気づく時雨。
「そのテレパシー通じてたぞ!」
ドリジャンに乗り込むと、テレパシーでマブシーナに呼びかける宝路。
何度も呼びかけるがマブシーナからの反応はなし。
そのマブシーナはクランチュラと勝負中。

あと一歩のところでタッチが出来るかに思われたが、マブシーナは集められたダルマを持って逃走。
次の瞬間、地面からクランチュラを目がけドリジャンが突入する。

その隙をみてマブシーナはクランチュラにタッチ。見事勝負に勝ったことでダルマにされた人々は解放されるのだった。
マブシーナの元へ駆け寄る宝路。
「ケガはないか?大丈夫か?大丈夫なんだな?」
「お兄様のテレパシーが聞こえたので...」
「しかし 時雨はなぜ聞こえてると確信が持てたんだ?」
「マブシーナの髪がいつもとは違うことに気がついたんだ」
見てみるとマブシーナの髪が三つ編みになっているではないか。そう幼い頃宝路に結ってもらっていたあの髪型に。

「さすが結構気がつく男」
「あの時テレパシーを聞いて 幼い頃が懐かしくなったんじゃないか?」
「お恥ずかしいですが そのとおりです お兄様」
笑い合う二人。
そこへムードをぶつ壊す者が。
「お前ら!次のゲームだ!」
クランチュラがワナゲヒルドンを召喚。

キラメイジンで応戦すると、瞬く間に撃破するのだった。
カラット本部。
「あれ?マブシーナの髪形が戻ってる」
「お兄様!」「よくよく考えたら あの頃はかわいかった なんてとっても失礼です!」「お兄様なんて知りません!」
一転してまたご立腹のマブシーナ。
落ち込む宝路だったが、マブシーナからはあの不思議なキラキラした音が。
「あの音...!マブシーナ笑ってる」
「マジか!」
「じゃあ 仲直りできたってことでいいのかな?」
「2人の間には深い結びつきがあることを お互い再確認できた」「今はそれだけでもよしとしよう」

心から嬉しそうに笑うマブシーナなのだった。
今週のヒロイン 速見瀬奈(新條由芽)








今週のヒロイン 大治小夜(工藤美桜)







ゲスト
リカコ(木内舞留)



感想
魔進戦隊キラメイジャー第15話です。
マブシーナと宝路の距離が縮まった今回。
マブシーナとのテレパシーに気づけたのは宝路が気持ち悪がった時雨の気づかいでした。
三つ編みがヒントになっているとは気づきませんでした。
すぐに気づいた人いるのかな。女性は気づいたのかな?
このテレパシーは便利ですよね。今後も使う場面が出てくるかも。
今回は邪面師はなし。クランチュラが初めて地球にやって来ました。
作戦はなんとダルマさんが転んだ。ふざけているようで、負ければダルマにされるという過酷なもの。
みんなが早々にやられる中、マブシーナが活躍してくれました。
この辺は石の国の姫だからなのかな。我慢強かったですね。
時雨のドラマの設定が気になるねwどんなドラマだよ。深夜枠でやってそうな感じでした。

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テーマ:魔進戦隊キラメイジャー - ジャンル:テレビ・ラジオ