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マンガの紹介と感想、スーパー戦隊のヒロインキャプチャーと各話感想を綴るポンコツブログ
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【修羅雪姫】 作:小池一夫 画:上村一夫
修羅雪姫画像

角川書店 全2巻 個人的評価 ★★★★



あらすじ


時は明治。
金儲けの企てに家族を殺され、自身も慰みものにされた鹿島小夜。
その内の一人を殺害するも、捕まり無期徒刑となる。
残りの者達への復讐を果たすべく獄中で身籠ると、産まれてきた娘に恨みを託し果てる。

悲しい宿命を背負い生まれた女の名は、雪。
母の怨念を晴らすため、修羅の道を行く、美しき殺し屋の物語。



感想


母の恨みを晴らすべく、殺し屋として修羅の道を行く雪が、
殺しの依頼を引き受けながら、仇敵を探し求める殺し旅といったお話。

目的を果たすためには無関係の者を犠牲にすることも厭わない雪の非情さ。
悲しい宿命を背負い、内に秘めた情念を、雪のように冷たい美貌で覆った姿が美しい。
仕込み傘を振るい、敵をバッサバッサと斬り伏せる姿はまさに修羅。
飛び散り、流れる血。
それは痛快というよりも、悲しみが漂う。
上村先生の抑制の効いた艶のある画は、雪という女を見事に表現している。
雪の心情を表すかのような、物憂げな風景描写も印象的。

小池先生の虚実ないまぜのケレン味あふれるストーリーと、本作の世界観を壊さない上村先生の筆さばき。
まさに理想的な組み合わせ。
両者の持ち味が絶妙のバランスで合わさった名作。



備考


 巻数      初版発行
   1  2001年12月01日
   2  2001年12月01日


1972年~1973年連載。

梶芽衣子主演で2度の映画化。
書影は、2001年に釈由美子主演で再映画化された際に復刊したもの。

続編に
「修羅雪姫―復活之章」がある。



修羅雪姫 1 〜修羅怨念編〜vol.1

修羅雪姫 1 〜修羅怨念編〜vol.1



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