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マンガの紹介と感想、スーパー戦隊のヒロインキャプチャーと各話感想を綴るポンコツブログ
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たつまきを売る老人 坂口尚
たつまきを売る老人

奇想天外社 奇想天外コミックス 全1巻 個人的評価 ★★★★
あのボリュームのあるからだから、どうしてこんな繊細で、切々たる、やさしさにあふれた作品が生み出されるのか、
ふしぎなほどの天才、坂口さんなのです。
世に詩的といわれる漫画家はいっぱいいます。けれど坂口さんはほんものの詩人です。
彼の作品の詩は、メッセージは、心情は超一流です。そしてなによりも彼は自分の仕事を大事にします。
この短篇第二集でも、坂口さんの詩うメロディは、万人をたっぷり酔わせてくれるでしょう。(手塚治虫)-帯より

"詩人"坂口尚先生が描く、珠玉のファンタジー作品集。

―――――――――――――――――――
「影ふみ」
地元の少年と田舎の別荘地に療養で訪れた少女とのひと夏の出会いと別れ
坂口先生の繊細で柔らかな画と詩情あふれる演出を堪能できる作品。

「野の花」
これまでの窮屈な生活を飛び出し新たな自分を求めて家出した少女の道中を描いた作品。
ストーリーはなくほぼ、少女の置手紙によるナレーションと旅の様子の描写で展開されるだけ物ですが
これもまた見事な画と演出で詩的な作品に仕上がっています。

たつまきを売る老人(おとこ)」
たつまき製造機を引きながら街を徘徊する謎の老人と、老人に出会った少年の心に生まれた変化を描く、
まさにファンタジーといった表題作。

その他にホラーチックな1篇にSFに材をとったもの等を収録。
上で挙げたように描かれているお話は手垢のついた物ですが、
それを坂口先生の詩的な演出と繊細で優しい情感あふれる画で
同様の他品とは一線を画す素晴らしい作品に昇華されています。

緩やかにしっとりと心と体に染み入るような、そんな素敵な短編集でした。

収録作
「コラージュ」(午后の風①)
「影ふみ」(午后の風②)
「野の花」(午后の風③)
「穏やかな日」(午后の風④)
「国境の店」(午后の風⑤)
たつまきを売る老人」(午后の風⑥)
「恋人」
「化石」
「いちご都市」
「故郷」
「流れ星」


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